無垢材の床に、黒いシミのような汚れができてしまった…
「これ、もう取れない?」「業者に頼むしかない?」と不安になりますよね。
我が家でも、オキシクリーンをうっかり垂らしてしまい、無垢床にくっきりとした黒ずみができてしまいました。
無垢材の床は、使うほどに味わいが増す一方で、水や洗剤にとてもデリケート。私もある日、黒ずみを発見!!
子どもたちの洋服についたしつこい汚れを落とそうとお風呂場でオキシクリーンでつけおきした直後。うっかりオキシクリーンの液を垂らしていたようです…
かなりショックでした。すぐに拭き取りしましたが、全然効果がありませんでした。

焦りましたが、やすりとオレンジオイル、蜜ロウワックスを使ったお手入れでかなりきれいに回復しました!
この記事では、我が家で実際に行ったお手入れ方法と、その後の経過・注意点を写真付きでまとめています。♪
オキシクリーンが原因で無垢床に黒ずみができた理由
お風呂場で、子どもたちの洋服の汚れを、念入りに手洗い。よし!完璧!!と思っていたのですが、その後しばらくして、床に黒ずみを発見…
洗った服を持って、歩いた経路に数箇所、黒ずみができていました。


この黒ずみの原因は、オキシクリーン…
すぐに洗濯機で洗うからと、すすぎが不十分な状態のままだったこと、きちんと絞っていなかったことが原因で、床にオキシクリーンの液が垂れてしまっていたようです。
オキシクリーンは弱アルカリ性の洗剤で、無垢材に浸透して変色や劣化を引き起こすことがあるそうです。できた黒ずみは、見た目は汚れに見えますが、実は木の成分が変色してしまっている状態です。
無垢床の黒ずみへのお手入れ手順
液だれでできた黒ずみだったので、幸い、ひとつひとつの大きさはそれほど大きくはありませんでした。
メラミンスポンジでこすってみましたが、全く落ちる気配はなく…
やすりを使って対処することにしました。
- やすり
- オレンジオイル
- 蜜ロウワックス
- 柔らかいウエス



手順①:黒ずみ部分を軽く研磨
※無垢材の種類や仕上げ方法によっては、状態が異なる場合があります。目立たない場所で試してから行うようにしてください。
自宅にあった紙やすりを使い、ゆっくり慎重にこすっていきました。様子をみながら少しずつ…
最初は粗めの紙やすりを使ってやさしく。力を入れすぎると、段差ができてしまうので、木目に沿って軽くなでるようにしました。
少しずつこすっていくと、粉状の木くずと一緒に黒ずみは薄くなっていき、本来の木の色が見えてきました。
黒い部分が目立たなくなったら、目の細かいやすりで全体をなめらかにしていきます。
ちなみに、私が使ったのは、#120と#400のものです。
手順②:研磨後の木くずを除去
やすりがけで出てきた木くずを、掃除機などできれいに除去します。
手順③:仕上げにオレンジオイル&蜜ロウワックスで保護
やすりがけして、黒ずみがなくなったら、オレンジオイルを塗布していきます。我が家は、古くなった布巾でつくったウエスを使いました。
後日、別の件で、工務店のアフターケアをお願いした際に、担当の方に、今回のエピソードを話し、対応が大丈夫だったか、聞いてみました。
拭き取っても落ちない黒ずみに対しては、今回のようにやすりがけをする方法で、合っているとの回答でした。お家の引き渡しの時にいただいた、メンテナンスグッズの中に、オレンジオイルが入っていたのでそれを使いましたが、蜜ロウワックスを塗布するのも、今回ようなケースに使えるものですと教えていただきました。


少し黒ずみが薄くなってきています

黒ずみはほぼ目立たない状態に
今回の黒ずみをきっかけに、無垢床は「普段のお手入れの考え方」がかなり大事だと実感しました。
水回りを含めた無垢床のリアルな使い心地は、こちらで詳しく書いています。
▶︎水回りにも無垢材? 家中全てを無垢床にして1年半 我が家の体験談
お手入れ後の変化|どこまで目立たなくなった?
オレンジオイルや蜜ロウワックスを塗布すると、塗った直後はなんとなく周囲との差を感じますが、しばらくして乾いてくると、周りの部分との差が分からないくらいにしっかりなじんできます。




削りすぎて木目が不自然になるのが怖かったのですが、控えめな研磨+オイル仕上げでも十分に効果がありました。
数週間後の状態|完全には元に戻らなかった点
お手入れ後、数週間経ち、黒ずみを作ってしまった失敗を忘れていた頃、床に白くなっている部分が…

ちょうど、やすりがけしたところです。

完全に元通りというわけにはいかなかった…
ただ、もう一度、オイルやワックスを塗ってみると、また周りの床材との差は分からない状態に戻りました。




数回、同じ状況になり、何度か塗り直しをしていますが、徐々に間隔もあいてきたような気がします。オイルと蜜ロウワックス、どちらがいいのかな、と両方試してみましたが、効果はどちらも同じ、という感想です。
工務店のアフターケアの方も、どちらでもいいですよ、とおっしゃっていました。
無垢床で学んだ注意点|洗剤使用で気をつけること
今回の出来事で、無垢材の床は魅力ある素材であると同時に、とてもデリケートな素材だと改めて感じました。
木のぬくもりや質感、時間とともに深まる色合いは、無垢材ならではの大きなメリットです。足ざわりのやわらかさや、季節ごとの微妙な変化にも「生きている木」ならではの良さがあります。
しかしその一方で、水や洗剤に反応しやすく、注意が必要です。今回のように、強い洗剤で、黒ずみなどのトラブルにつながることもあるため注意が必要です。
普段からのケアもとても大切。乾拭きを基本に、定期的にオイルやワックスで保護してあげることで、無垢材は長く美しさを保ってくれます。
まとめ
オキシクリーンで黒ずんでしまった無垢の床も、「やすり+オイル+ワックス」のシンプルな方法でここまで回復します。
焦らず、やさしくお手入れすることが何よりのポイント。無垢材は、手をかけるほどに味わいが増していく素材です。
小さなトラブルも「暮らしの一部」として楽しみながら、これからも大切に使っていきたいと思います。
今回のお手入れ方法は、
・小さな黒ずみや部分的な変色
・表面に染み込んだ洗剤による黒ずみ
・無垢床をできるだけ自分でメンテナンスしたい方
にはおすすめです。
一方で、
・広範囲に深く変色している場合
・床材が極端に柔らかい樹種の場合
・削る作業に不安がある場合
は、無理せず専門業者に相談するのも一つの選択肢だと感じました。
ちなみに、今回のようなトラブルも含めて、無垢床を家中に使って「後悔しているか?」という点も正直にまとめています。 気になる方はこちらも参考にしてみてください。




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