キッチンづくりって、決めることが多くて本当に悩みますよね…。ずっと暮らす家だから、失敗したくない!そう思うのは当然。
我が家はグラフテクトのキッチンに、食洗機は憧れだったボッシュを採用しました。
結果、選んで後悔なし! 大満足の容量と、洗練されたデザインで、選んでよかった!と思っています。
- グラフテクトのキッチンでの食洗機選びで迷っている
- ボッシュの食洗機を実際に使った感想を聞きたい
- リアルな話が聞きたい
ただ、実際に使ってみると、「これ最高!」と思った点もあれば、「ここはちょっと…」と感じたことも…
グラフテクトのキッチンとボッシュの食洗機を使って1年半。見た目・使い心地・お手入れなど、毎日の暮らしの中で感じたことを正直にレビューします♪

一度使ったらもう手放せない…
グラフテクトのキッチンとは?
グラフテクトって?
グラフテクトは、「家具のようなキッチン」をコンセプトに、キッチンを中心とした空間づくりを提案しているブランドです。オーダーキッチンで有名な「キッチンハウス」のセカンドラインとして誕生しました。
グラフテクトの魅力のひとつは、選べるレイアウトの多さ。アイランド型・ペニンシュラ型・セパレート型など、なんと11種類のレイアウトから選べます。
さらに、キッチンの面材カラーも豊富で、木目調や石目調など全30種類のカラーから自由にくみあわせることができます!
グラフテクトキッチンの最大の魅力は、デザイン性と機能性の両立。シンプルなラインと洗練されたカラーリングが特徴で、どんなインテリアにも調和します。さらに、食洗機やその他の機器の組み合わせや、カスタマイズの選択肢も豊富で、自分好みのキッチンを実現できます。

グラフテクトで選べる食洗機の種類
グラフテクトのキッチンでは、リンナイ・パナソニック・ボッシュの中から食洗機を選ぶことができます。我が家が選んだのは、ボッシュの余熱乾燥式の幅45cmのもの。(ボッシュには、幅60cmのもの、ゼオライト・ドライのものがあります)
- リンナイ製 スタンダードモデル [W450] スライドオープン
- パナソニック製 深型モデル [W450]スライドオープン
- パナソニック製 大容量モデル [W600]フルオープン
- ボッシュ製 大容量モデル 余熱乾燥方式[W450]フルオープン
- ボッシュ製 大容量モデル ゼオライト乾燥方式[W450]フルオープン
- ボッシュ製 大容量モデル ゼオライト乾燥方式[W600]フルオープン

ボッシュについて
サイズ展開
幅45cm(容量121リットル)のものと、幅60cm(容量154リットル)のものがあります。
幅45cmのものは、8人分の食器+鍋など、幅60cmのものは12人分の食器+鍋などが入るとされています。


主な機能
- エコ50℃
- 水や電力の使用を抑える省エネ洗浄
- オート65−75℃ / オート45−65℃
- 汚れ具合をセンサーで感知し、水温や水量を自動で調整
- パワフル70℃
- 汚れのひどい食器や鍋などの洗浄におすすめ
- エクスプレス65℃
- 普通に汚れた食器を高温かつ短時間で洗浄
- クイック45℃
- 軽い汚れの食器(ガラス・プラスチック)を短時間で洗浄
- グラス40℃
- 薄いワイングラスや高温に弱いプラスチックの洗浄に適している
- 予洗い
- 常温水ですすぎのみ
オプション機能 幅45cmモデル SPI4HDS006 SPI6ZDS006 の取扱説明書を参照参照
- タイマー
- 高温乾燥モード
- すすぎ温度と乾燥時間を増やして乾燥効果を高める
- ハーフロードモード(SPI6ZDS006のみ)
- 少量で軽い汚れの食器を水と電力の使用量を抑えて洗浄
- 高温除菌モード
- 約70℃ですすぎを行い、除菌効果を高める
- 高速洗浄モード
- 運転時間を約15〜75%(洗浄コースによる)短縮して洗浄
- マシンケア
- 庫内のクリーニング
オプション機能を使う時は、洗浄コースを選んで、オプションを選び、運転開始をします。


乾燥方式
余熱乾燥方式とゼオライトシリーズがあります。
- 余熱乾燥方式(SPI4HDS006) ← 我が家はこっち
- すすぎで温められた食器の蓄熱を利用して乾燥を促進
- 世界で普及しているスタンダードな乾燥方式
- ゼオライト・ドライ(SPI6ZDS006)
- 水に触れると発熱する「ゼオライト」を乾燥システムに搭載
- 乾燥工程でゼオライトが蒸気を熱に変え乾燥を促進
- 蓄熱性の弱いガラスやプラスチック素材も乾きやすくなる
- 交換や補充の必要がない
乾燥を効果的に利用するため、リンス剤の使用と、蓄熱性の高い食器(陶器)を多く入れることがすすめられています。
ボッシュの食洗機を使ってみて… 正直レビュー

何より、仕上がりの良さにびっくり!!
ボッシュの食洗機を採用した家に住む直前は食洗機がなく、全て手洗いしていました。
そんな中、初めてボッシュの食洗機を使ったところ… 洗い終わったグラスを見て、感動!! くもりがなく、ピカピカ!! 本当にきれいな仕上がりで、うきうきした記憶があります。
容量は足りるの?
容量に関しては、本当に文句なし!
グラフテクトのキッチンに選べるボッシュの食洗機には幅60cmもありますが、我が家のものは幅45cmのもの。それでもかなりの量の食器が一度に洗えます。4人家族の我が家では、鍋などを入れなければ、1日分も洗えるくらいの容量です。容量が大きく、毎回洗わないぶん、よく使う食器(ご飯茶碗など)は、多めに持っていて、まとめて2〜3回分の食器を洗ったりしています。


ボッシュの説明書などには、予洗いが不要とはなっていますが、毎食後に洗わないので、においなども心配に思い、我が家では汚れをサッと落としてから食洗機に入れるようにしています。洗浄モードに、予洗い機能もついているので、そちらを使うこともできます。
容量が大きいことで助かっているのが、友人などを呼んで自宅で食事をする時。たくさん食器を使っても、どんどん食洗機に入れて完了!後片付けも楽にでき、ホームパーティーのハードルも下がりました。
使ったら食洗機に入れて、次の食器をまた出せるように、取り皿なども増やしました。グラフテクトのキッチンは、カップボードなども引き出しの仕様や、サイズなど選ぶことができ、収納力も抜群。グラフテクトのキッチンの収納力を活かして多めに食器を準備して、家事を楽にしちゃいましょう♪
乾燥できてる?
我が家が選んだのは、余熱乾燥方式。ゼオライトと余熱乾燥方式とでは、オプションの差額もけっこう違ったので、検討した結果、コストカットを優先し、余熱乾燥方式の方にしました。
以前住んでいたマンションの食洗機は、ヒーター乾燥のものでした。実際使っていて、プラスチック製のものなどは乾きにくいこともあり、仕上げに水滴などを拭くという作業をしていました。(10年近く前のものになるので、昨日は進化しているとは思いますが…)
結局、乾きにくいものもあるし、全部きれいに乾燥はできないよね… 余熱乾燥方式にしても、そんなに困らないかな… と余熱乾燥方式のものを選びました。
結果… 特に問題なし!! 確かに、陶器以外の素材の食器は、水滴が残ってしまうということはありますが、ふきんを片手に、足りないところはサッと拭きながら片付けを進めていくと、効率的!
この作業はしたくない、しっかり乾燥させたい、という方には向いていないかもしれません…
ちなみに、乾燥を効果的に利用するため、リンス剤の使用と、蓄熱性の高い食器(陶器)を多く入れることがすすめられています。リンス剤は食器の水切れをよくして乾燥を促進してくれます。

たしかにリンス剤がなかった時、乾燥がいつもよりイマイチだった気が…
入れやすさはどうなの?
容量も大きく、フロントオープンの型なので入れやすいです。たくさん入るので、食器の形や大きさなど、それほど気にせずにガシガシと入れていけちゃいます。

下の方に食器を入れるのは、ちょっと大変かも…
私は気になりませんが、私より背の高い夫(身長175cmくらい)は、食洗機の下の段に食器を入れるのに腰をかがめるのが少し辛いようです。ちなみに私は身長160cmくらいです。
カトラリーケース・上段バスケット・下段バスケットがあり、上段バスケットは高さ調節ができます。各バスケットには棚がついていて、たたんだり、ワイングラスの脚をかけることができます。また、バスケットの仕切りピンも倒すことができるので、大きいものを入れる時には倒したり… 使用状況に合わせて、形を変えられるのも魅力の一つです。






使い始めの頃は、どう入れたらうまくいくのか、試行錯誤でしたが、大体使う食器は決まっているし、徐々に自分なりの入れ方の法則ができてきて、作業もスムーズになってきました。
予洗いは本当に不要?

基本的には必要ないけど、しておいた方がいいかな…
基本的には必要なし、です。ただ、匂いが気になる場合は、予洗いなどをすることをすすめていたりします。ボッシュの家電の輸入・販売を行っている株式会社G-Placeの家電サイトでも匂い防止などの視点から予洗いをすすめています。
ボッシュ家電の輸入・販売を行っている 株式会社G-Place ボッシュ家電サイト
ゴミなどがフィルターにつまってしまうことや、それほどこまめにフィルターのお手入れができないだろうと、使用当初から、我が家は予洗いをしています。そのおかげ?で、においで困ったことや、フィルターがすごく汚れてお掃除が大変ということは、今のところありません。(使用開始から1年半ほど経ちました)
少し手間でも、予洗いはしておいたほうが、結果的にはメリットがある、という印象です。
洗剤は何を使ってる?どのくらい必要?
洗剤は、食洗機用のタブレットまたはパウダーを使います。
使用量は、説明書ではフィニッシュパワーキューブを使用した場合、軽い汚れに1個、通常はの汚れは2個、頑固な汚れは2〜3個が使用量も目安として記載されています。
我が家もフィニッシュパワーキューブを使っています。サッと予洗いをしているので、ほぼ毎回1個のタブレットで大丈夫。きちんと汚れも落ちています。油汚れの食器や鍋が多い時には2個使うこともあります。
あわせてりリンス剤も使用します。リンス剤は必須ではありませんが、使用を強く推奨されています。 リンス剤は洗剤で落としきれなかった汚れをさらに除去し、乾燥時に水切れを良くする効果があります。 これにより、洗い上がりの仕上がりや乾燥効率が向上し、特にグラスや光沢のある食器の水滴跡や曇りを防ぐ役割を果たしてくれます。

真ん中のウルトラタブレットは油汚れが強い時や、庫内クリーニングの時に使用してます
右はリンス

なくなると、お知らせランプがつくのでここから補充
使用量の設定もできます

4−7人用で1個 8人以上用で2個 と記載されています

近所のドラッグストアで購入するよりも、ネットで購入する方が安く手に入ることが多いので、いつも楽天のお買い物マラソンなどの機会を利用してまとめて購入しています。
お手入れは簡単?
簡単です。マシンケアという庫内洗浄専用のコースでクリーニングをします。定期的にマシンケアを促すお知らせランプが点灯します。
庫内クリーニングに使える洗剤は、食洗機用洗剤・庫内クリーナー専用洗剤・クエン酸です。はじめに庫内クリーナー専用洗剤が付いてきましたが、違いがわからず… 洗剤がいろいろ増えるのも嫌なので、我が家は食洗機用洗剤を使っています。


定期的に必要なお手入れは、庫内クリーニングの他、フィルターとスプレーアームのお手入れですが、どちらも簡単に外すことができ、水でよく洗うだけなので、手間要らずです。

スプレーアームは上段にも付いています



音は静か?
大容量だし、うるさいのかなぁ…と思っていましたが、全然気になりません。静かです。
上手く洗い物を入れられず、安定していないため、食器同士がぶつかってしまう時に少しカタカタという音が気になる程度で、それ以外は大きな音がすることもないので、運転する時間帯なども気にせず、洗いたい時に使っています。振動も気になったことはありません。

静かさに驚き!
デザインは?
グラフテクトのキッチンでは、ドア面材取付タイプを採用しているので、食洗機のドアはカップボードなどの素材と同じものになります。統一感が出て、とても満足♪


ボタンなどのデザインも、無駄がなく、スッキリした印象です。
住宅完成見学会などに行った際に、グラフテクトのキッチンにボッシュの食洗機を採用しているお家を実際に見て、真っ先にデザインを気に入りました。
デメリットは?
- 容量の大きさが今後必要なくなるかもという心配
- タイマー機能
- 乾燥を重視する人には少し物足りない
メリットのひとつではありますが、容量が大きいこと。1回の食事では、食洗機を運転させるほどの量の洗い物ではないこともあり、運転するかどうか迷うこともあります。4人家族で人を招いて食事をすることが好きな我が家には、この大容量が今のところメリットですが、今後、夫婦2人で生活するようになったら、この容量は持て余すのかなぁ…と思うことはあります。
もうひとつ、私が地味に不満に感じているのは、タイマー機能。運転開始時間を⚫️時間後に、という設定の仕方。運転モードで、運転時間も異なるので、終了時間を設定する方法が良かった…
他の家電は終了時間、完了時間を設定するものがほとんどなので、ちょっと今混乱。夫も、間違えて設定していることがあります…

乾燥機能を重視する方には、少し物足りないかと思います。
我が家は、水滴が残ってしまった食器は、ふきんを片手に、サッと拭きながら片付けを進めていて、その作業はそれほど苦に感じていませんが、この作業はしたくない、しっかり乾燥させたい、という方は不満に感じるかもしれません…
まとめ グラフテクトのキッチンにボッシュの食洗機をおすすめするワケ
- グラフテクトのキッチンにマッチするデザイン
- 家事を楽にする大容量
- フルオープンで、洗い物が入れやすい
- お手入れが簡単
グラフテクトのキッチンで、注文住宅を建てるなら、食洗機はボッシュがおすすめです!満足いくデザインで、家事も楽にしてくれる食洗機で、毎日の暮らしを楽しくしましょう♪

この記事が、参考になれば嬉しいです♡
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