発信は夫から
いつ、どんなタイミングでだったかは、はっきり覚えていないのですが…
長女が年長になったばかりの頃だったかと思います。長女が小学生になるタイミングで移住をしたいとある日突然言い出しました。
当時住んでいたのは、東京へのアクセスも良く、同じように小さな子どものいる家庭が多く住む大規模マンションでした。近隣にスーパーもあり、少し行けば大きなショッピングモールや映画館もある便利な場所。近所付き合いも、程よく大きな問題もありませんでした。
暮らしは便利だけど、本当にこの中で過ごしていくのが良いことなのか、人生を楽しめるのか疑問に感じ始めた、と言うのです。夫は1時間程かけて東京へ通勤する会社員。その通勤にも疲れを感じていたようです。
突然の提案に…
その頃マンションに住んでまだ5年程。しっかりとローンも組んで購入したマンション。ディスポーザーやパーティールーム、コインランドリーなど最新設備も揃い、共働きをする中で、特に不便を感じることもなく快適に暮らしているという認識でした。
当時５歳の長女、２歳の長男の子育てはそれなりに大変でしたが、同じように子育てをする友人も近くにいましたし、マンションを購入した時点で、ずっとここで暮らしていくのかな、と思っていました。
本当に予想もしていなかった提案だったので、何を言っているのかよく分からないと思ったような気がします。
とりあえず話を聞いてみよう
突然の話に驚きましたが、まずは夫の話を聞くことに。心を病んで現実逃避しているのではないか、と心配もしましたが、そうではなく、今後の人生をどう過ごしていくか、夫なりに色々と考えた結果のようでした。
- 田舎でのびのびと子どもを育てたい
- 子どもたちが巣立っていった後のこの場所での自分の生活のイメージが沸かない
- 今の生活に窮屈さを感じている
こんな理由を話してくれたと思います。
私の思い
いきなりそんな話されても、どうしたらいいの？と正直思いました。特に不便も不満も感じていなかった私にとって、移住なんてTVや雑誌の中の話。とはいえ夫はいろいろ調べたりして、移住への思いは強いようでした。どんな場所に住みたいか、どんな暮らしをイメージしているのか、夫の提案が始まり、私も移住について少しずつ考え始めました。
確かに今の環境は、とても便利。それを放棄して田舎に暮らすのは、良い選択なのだろうか。
でも海が近く自然が豊かな場所での暮らしは、毎日が楽しそう。子どもたちものびのびと過ごせるかも。なんだかちょっとワクワクする…少しずつですが、移住してみるのも悪くないかな、と思い始めました。正直、夫の提案に流されただけなのかもしれませんが、私も移住について調べ始めることにしました。そして前向きな検討が始まりました。
私の移住の決め手はコレ
『移住を想像した時にワクワクする』
心配なことや、考えなければいけないことも多く、躊躇する気持ちももちろんありました。
でも、自分の気持ちが明るい方向に向くというのは人生を楽しむ上でとても大切に感じます。私はこの自分がワクワクする気持ちを信じて移住を決断しました。
移住して5年経ちましたが、移住して良かったなぁと、日々感じています。
移住先をどのように決めたのか、移住して困ったことなど、今後の記事で紹介していきたいと思います。
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