我が家は5年前、千葉の外房エリアの田舎に移住しました。はじめは賃貸で生活していましたが、移住4年目で、賃貸の家の近くに土地を購入し、平屋の注文住宅を建てました。
移住先での、家づくり。もちろん、土地は持っていません。我が家の家づくりは、土地探しをするところから始まりました。土地探しなんてしたことがない… どうやって探したらいいんだろう… 我が家も困りました。
- これから土地探しを始める方
- 土地探しで行き詰まっている方
- 実際の体験談を聞いてみたいという方

行動あるのみ! 積極的に足を運ぼう!
実際に、話を聞いたり、土地を見てみることで新たな発見もあるよ
この記事では、我が家の土地探しの体験談を紹介します。
土地探し どのくらいの期間かかったの?
なんとなくインターネットの不動産サイトなどで探し始めたのも期間に含めると、我が家の場合、探し始めてから、この土地に家を建てよう!と決断するまでには約2年かかりました。
はじめはどのタイミングで家を建てるか、本当に注文住宅を建てるのか?など、迷いながらのリサーチでした。実際に注文住宅を建てると決めて、本格的に問い合わせしたりという行動を起こしてからは約1年かかりました。
建築をどこでお願いするのかも、同時進行で検討しました。工務店での説明会や相談でも土地探しをしていることも相談しながら進めていった感じです。

この後の記事では、我が家が土地探しで実際にしたことを紹介します♪
土地探し やってよかったポイント
自分たちの理想の家のイメージを明確に
土地探しを始める一番最初にきちんと話し合っておきましょう。自分たちの理想の家、暮らしを実現するのに必要な土地の広さ、条件などをリストアップしておきます。これを整理しておかないと、探す時間も手間も多くかかりますし、決断も難しくなってしまいます。
この後、注文住宅では本当にさまざまなことを細かく決めていく作業があります。家づくりの序盤に、できるだけスムーズに進められると嬉しいですよね。

とはいえ、あまりガチガチに決めすぎるのも、要注意!
ドンピシャの土地は見つからないと思うので、優先順位も決めておこう!
我が家は土地より先に、ここで家を建てたいと思える建築設計事務所を見つけました。担当の方にもいろいろ相談しました。その中で、理想の家を自分たちの無理ない範囲で実現するための建物の大きさや外構に必要な土地の広さを擦り合わせました。家づくりの計画を進めていくなかで、駐車スペースは何台分必要か、玄関の向きはどうしたいか、庭のスペースはどのくらい必要かなど、担当の方が丁寧にヒアリングをしてくれました。担当の方と話しているうちに、探すべき土地の条件が整理されていきました。自分たちだけはできなかったと思います。
- 28坪くらいの平屋が建てられる
- 総予算から、建物と土地にかけられる金額を相談
- 庭でBBQと大きめの子どもプールができる
- 周囲の環境も重視 建物同士が近くなるところはNG
- 広すぎない(これは田舎ならではかも)
- 草刈りなどの手間や外構の予算も多くないので広すぎはNG
- 大きな通りからは少し離れている

大切にしたいポイントは、人によってそれぞれ
家族間でも違うこともあるかも! 事前にきちんと話し合っておこう!
地元の不動産屋へGO 気になるところは全て見学
やっぱり、直接不動産屋に行くのが正解だったと思います。インターネットでももちろん探しましたが、リアルタイムでの情報は入ってきにくい、と感じました。直接会って、自分たちの探している熱意も伝え、いい土地が出たら教えて欲しいとお願いしたりもしました。インターネットの情報では分かりにくい細かなことも直接質問できるのでおすすめです。
我が家は地元の不動産屋に何件か行きました。とても丁寧に対応してくれるところもあれば、希望を聞いて、そんな土地ないね〜とあまりやる気のない対応のところもありました。不動産屋にも取り扱いの得意不得意もあるように感じました。お互いの相性もあると思います。ただそれも実際に行ってみて分かったこと。いろいろと出向くのは大変ですが、とにかく行ってみましょう。知らなかった地元の情報がもらえることもありますよ。
とにかく足を運ぶ
不動産屋で紹介されたところは、少しでも気になれば、購入には至らないだろうな、と感じるところでもできるだけ足を運ぶようにしました。事前にもらった情報と実際に土地を見た際の状況が違うこともあります。(それは良い部分も悪い部分も…)いろいろと足を運ぶことで、自分たちの判断材料なども増え、最後に決断するときも、これだけ見てきて決めたんだという自信のようなものにもなりました。
ご近所の方からの情報 突撃訪問も…
我が家は5年前、移住して賃貸で暮らし始めました。そしてこのエリアを気に入り、2年くらい経った頃から、ここで長く暮らしていきたい、子どもたちの学区も変えずにいたいと、この地での家づくりを考え始めました。なので、土地探しのエリアはめちゃめちゃご近所。日々の生活の中でも土地探しをしました。ご近所さんにもいい土地はないか、気になるあそこは売地ではないか、など聞き込みもしました。

自宅からすぐのエリア限定での土地探しだったので、車でぐるぐるまわって土地探しをしたりもしました!
どうしても気になる場所があって、売り出しに出る予定はないのか情報もなく、迷った挙句、その隣の家の方に声をかけさせてもらったこともあります… かなり不審だったと思います。相手の方はとても良い方で、いろいろ教えてくださいました。結果的には、その土地は水道などを引くのに工事が必要であったり、住宅を建てるのにはいくつも課題があるようでした。景観も立地も素敵な場所なので、以前に我が家と同じように聞いてきた方もいたようです。相手の方にはご迷惑をかけてしまいましたが、建物を建てるには、様々なことが必要なのだと、いい勉強になりました。
我が家には合わなかった土地
どう考えても広すぎる土地…
我が家が大切にしたポイントでも書きましたが、広すぎる土地はちょっと避けたい… これは田舎ならではなのだと思いますが、やたらと広い土地が売りに出ていたりします。広い土地を管理するのは本当に大変なこと。賃貸での暮らしの中で、苦労した一つに、庭の草刈りがありました。家の前に、わりと広い庭のようなスペースがありました。子どもたちが自由に遊べていいのですが、雑草がたくさん。夫がしてくれていたので、私が偉そうに言うのは気が引けますが、夏の草刈りは本当に大変です。手入れが楽なように、外構で何か手を加えようとすると、費用が膨大… 予算オーバーになってしまいます。何事もほどほどがいいですね。
ちょっと怖い…
大きな通りから少し離れたところ、という条件も入れていた我が家。ある程度、静かな環境を望んでのことです。不動産屋で紹介された土地で、細い道を進んで奥まったところにあった土地。たしかに静かなところでした。でもなんだか、暗くて不気味な雰囲気。夫婦で意見は一致。ここはダメだ…。静かであればいい、ってものでもないですね。
我が家が最終的に決めた土地
我が家が購入した土地は、地元密着の不動産屋で区画販売していた約90坪の土地です。何件も土地を見て、もう探し尽くした、希望のこのエリアでこれ以上の土地はもう見つからないだろう、と納得して購入を決断しました。比較的コンパクトな平家を建てるのに適した土地なので、同じ区画には平屋のみ。週末だけを過ごすために購入したご夫婦が持ち主のお家もあります。我が家の求めていた静かな環境も叶う土地でした。我が家はそこに29.8坪の平家を建て、楽しく暮らしています。
住み始めて1年半が経ちましたが、あそこの土地にしておけば良かった…、もっといい土地があったのに…、というのは今のところないので、土地探しは成功だったんだと思います。
まずは、行動してみよう!
土地探しは、行動するのみ!
インターネットなどでの情報収集も大切ですが、誰かに相談したり、実際に土地を見てみることで、新たな発見が生まれるものです。我が家もそうでした。本格的に土地探しをスタートし、いろいろな方と出会い、初めて知ることも多く、そこからまた家づくりにも役立つこともたくさんありました。
土地探しでぜひやって欲しいこと
- 自分たちの家のイメージを明確に
- 地元での情報収集 地元密着の不動産屋がおすすめ
- 気になる土地はとにかく見てみる
- 地元の人にも話を聞く 迷惑にならない範囲で声をかけてみるのもよし
これから土地探しを始める方は、ぜひ実践してみてください♪
いい土地が見つかりますように…
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