念願の注文住宅。こうすれば良かった…と後悔はしたくないですよね。
- 家づくり、失敗したくない
- 取り入れるべき設備を知りたい
- 実際に建てた人のリアルな感想が知りたい
我が家は5年前、千葉の外房エリアの田舎に移住し、移住4年目で平屋の注文住宅を建てました。家づくりはいろいろと決めることも多く、何度も挫折しそうになりました… でもなんとか無事に理想の家を建てることができ、楽しく暮らし始めて1年半ほどが経ちました。
家づくりの計画段階では分からなかったけど、建てる時につけておけばよかったと後悔している設備を紹介します。

つければよかったと思うエピソードも一緒に紹介します
細かいことは住んでみないと分からない
家づくりを進めていく中でたくさんの打ち合わせをしました。そして本当に本当にたくさんのことを決める作業をしました。途中、こんな事まで決めなきゃいけないの?誰か決めておいて〜と挫折しそうな場面もたくさんありました。それでもなんとか決めて、最終確認して、建築開始へ…と工程をふんでいったわけですが… やはり住んでみて、やっておけばよかったなぁ…と思うものがありました。

住んでみないと分からないことって結構多いのね…
どれも、家づくりの打ち合わせの段階でも話題には出ていたものです。もちろん十分検討して採用・不採用を決めました。それでも、住んでみて分かることって多いものです。
今回は我が家が採用しなかった設備で、今思えばやっておけばよかったと思うものを紹介します。
つけずに後悔!キッチン編
- キッチンカウンターのコンセント
- 照明のスイッチ 2個目
キッチンカウンターのコンセント
我が家のキッチンはグラフテクトのペニンシュラキッチンです。ペニンシュラキッチンとは、『左右どちらか片側が壁に接していて、カウンターが半島(ペニンシュラ)のように突き出している対面式キッチン』です。
ブレンダーを使ってドレッシングを作ったりしている我が家は、調理をするキッチンカウンターでブレンダーを使いたい! ということで、カウンターにコンセントをつけようと相談しました。でも、「グラフテクトのカウンターにはコンセントはつけることはできない。もしつけるなら、腰壁を新たに設置してそこにコンセントをつけるという方法がある。ただデザイン的にもおすすめしない。」 とのことでした。
グラフテクトのショールームを見にいったり、住宅完成見学会でグラフテクトのキッチンを実際に見て気に入っていたし、見た目は大事!と、あえて別のキッチンメーカーに変更してまでコンセントをつけないてもいいね、とコンセントは断念しました。

生活していて感じることは、ブレンダーを使うような調理の時には、やっぱり不便!!カウンターの後ろ側にある棚の壁にコンセントがあるのでそこから電源をとって使用しているのですが、そこで刻んだりした食材を、カウンターキッチンの方に移動しなければなりません。ちょっと動線的にイマイチで食材をこぼしそうになることも… カウンター側にあれば、使ったブレンダーもサッとシンクに入れることができて、もっとスムーズに作業できるのになぁ、と思う場面が多くあります。
採用するキッチンが、コンセント設置可能なものであれば、調理するカウンターにはコンセントをつけることをおすすめします。

コンセントの件は残念ポイントですが、グラフテクトのキッチンはおすすめです♪
照明のスイッチ 2個目
ペニンシュラキッチンではありますが、キッチンが接している壁は収納棚を兼ねていて、その横も通れるようになっています。そのため、アイランドキッチンのようになっていて、左右どちらからもリビングに出られる構造になっています。打ち合わせの際に、照明担当の方から、キッチンの左右両方に照明のスイッチを設置してはどうか、という提案をもらいました。でも、スイッチがたくさんになるのも嫌だし、そんなにたくさん必要ないだろう、少しでのも追加費用はないほうがいい、とスイッチは片側のみにしました。けど、これが地味に不便。スイッチを設置しなかったほうからキッチンを去る際に、わざわざキッチンの反対側までいって照明を消さなければならず… あぁ、ここで消せればいのに、と何度も思っています。
必要なスイッチの数や位置を想像するのは本当に難しい… 生活をしてみて不便に気づきました。

逆に全然使っていないスイッチもあったりします
つけずに後悔!脱衣所編
- 造作棚
- 型ガラス窓のカーテン
造作棚
脱衣所にタオルやパジャマ、下着類を収納しようとは決めていた我が家。ただどんな収納をどのくらいのサイズで、というのを決断しきれず… 住んでみてから探せばいいよね〜と、造作棚をつけることをしませんでした。ポリエチレンの引き出しを簡易的に使い生活しながら、ちょうどいい収納棚を探すことに。しかし、ピッタリのサイズ、好みのデザイン、用途にあった素材、これらを満たすものがなかなか見つからない! 本当に苦戦しました。結局、通販サイトで探した棚を設置することになりました。それなりに、使い勝手もよく、問題なく収納はできていますが、大満足!とまではいっていません。
脱衣所の収納は、家族構成や、生活スタイルが多少変化しても必要なものは変わらないと思います。打ち合わせの段階で、理想の収納棚を決めていれば、脱衣所にぴったりの棚を作ってもらうことができていたのになぁ…と後悔しています。

型ガラス窓のカーテン
脱衣所には、採光と換気のため、窓をつけました。型ガラスを採用しました。窓に近づかなければそれ程中も見えないので、カーテンはつけませんでした。湿気もある場所となるので、カビの心配もありました。脱衣所には、洗濯乾燥機が使えないものを部屋干しするスペースもあり、窓の近くに干すようになっています。この部屋干ししているものが、外からみた時に窓から少し透けて見えるので、とてもごちゃついて見える… おそらく誰も気にしていないと思いますが、自分が外からみた時に落ち着かないのです。カーテンをつけていたら、カビや管理のことで後悔していたかもしれませんが、部屋干しの位置なども含め、もう少し検討しても良かったと思うところです。
つけずに後悔!外回り編
- 雨戸
- シュークロの目隠し
雨戸
我が家の窓には、雨戸はありません。雨戸を閉める作業も好きじゃないし、見た目も好きじゃなかったから。通常の生活にはカーテンだけで問題ないのですが、周囲に自然がいっぱいの我が家。夜になると、家の明かりに、たくさんの虫が集まってきます。それを求めてカエルもたくさん。夏の時期は雨戸を閉められたら、虫も寄ってこないのかな、と後悔。
シュークロの目隠し
玄関を入ってすぐ正面にシューズクローゼットがある我が家。玄関から、靴などが置かれた棚が丸見え。想定していたので、目隠しカーテンをつけられるよう、下地を入れてあります。ただ、もう一年半経つというのに、結局まだ何もしていない状態。ごちゃごちゃと散らかっていて恥ずかしい… 今から自分たちでやるのも面倒… と先送りになっています。

分かってたんだし、最初にやっておけば良かった
プロの意見を聞いて、暮らしのイメージづくりを!
決めることが多すぎて、決めなければ先に進めないもの以外を、住んでから決めればいいよね〜と後回しにしてしまったことがたくさんありました。そのおかげで実際に生活してから慎重に検討して設置できたものもあります。ですが、先にやっておけばよかったと後悔したものも多くありました。
住んでからでは、時間もコストもかかることも多く、そもそも後からではつけられないものもあります。打ち合わせでの、工務店の方の提案や指摘は本当に的を得ていたと思います。もう少し気力を振り絞って、もっとたくさん相談して決められるところは決めておけば良かったなぁ、と感じています。
これから長く住んでいくマイホーム。長時間にわたる打ち合わせで疲弊してしまうこともありますが、後悔しないために、ひと踏ん張りして、理想の家づくりを目指しましょう!

後悔しないためにも、暮らしをイメージして必要な設備を検討しよう!
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