- どんな設備をつけようか迷っている
- 必要ない設備を省いてできるだけ費用を抑えたい
- 省いて後悔はないか、体験談を聞きたい
注文住宅って、自分たちで色々と決めていかなきゃいけなくて大変。魅力的な設備もいっぱいあるけど、予算オーバーしちゃう… いらない設備はないかな… 家づくり、悩みますよね。
我が家は5年前、千葉の外房エリアの田舎に移住し、移住4年目で平屋の注文住宅を建てました。家づくりはいろいろと決めることも多く、何度も挫折しそうになりました… でもなんとか無事に理想の家を建てることができ、楽しく暮らし始めて1年半ほどが経ちました。

省いて正解だったと感じる設備について紹介します。
ハウスメーカー・工務店が採用している標準仕様を知っておこう
ハウスメーカー、工務店ごとに標準仕様としている設備は異なります。どこで建てるか決める際には、標準採用の設備も確認しておきましょう。自分たちが求める設備が標準採用されていれば、建築費用の増額はそれほどありません。逆に欲しい設備が標準ではない場合、オプションとなるため、どんどん建築費用も増えてしまいます。
便利で魅力的な設備でも、生活スタイルや好みによっては必要ないものもあるかと思います。必要ないものはできるだけ省いていくことは建築費用を抑えることにもつながります。

後からつけるのが難しい設備もあるので慎重に!
我が家が省いた設備
お風呂の設備
- 浴室乾燥機
- 窓
- 収納棚・カウンター
- 鏡
我が家がお願いした工務店では、浴室換気暖房乾燥機が標準仕様でした。でも換気扇のみにして、減額に。以前住んでいたマンションには、浴室換気暖房乾燥機がついていました。洗濯物を乾燥するのに便利なので、結構な頻度で使っていましたが、洗濯物の乾燥中にお風呂に入るとなると、干している洗濯物を移動しなければならず、これが結構面倒… 家を建てると同時に、洗濯乾燥機を購入すると決めていたので、換気扇だけ!とコストカットを優先しました。
暖房機能は? これもなくて大丈夫!家の断熱性能が確保されていれば、浴室が寒くて…ということは寒冷地でなければないと思います。2回冬を越しましたが、浴室内が寒い…と困ったことはありません。換気扇だけで、浴室内も問題なくカラッと換気できています。
我が家のお風呂には、窓、収納棚、カウンター、鏡がありません。つけなかった理由は、できるだけ掃除の手間を無くしたかったから。浴室は、掃除をさぼってしまうとすぐに汚れがたまっちゃう… ならば、掃除する場所をできるだけ減らしたい!これを優先しました。
収納棚はなしにして、できるだけ浮かせるスタイル。シャンプーやボディソープなどはマグネットで壁に貼り付けるタイプを使っています。
鏡は、お風呂で使いたい時(主に夫の髭剃り)だけ、マグネットタイプのものを浴室に持ち込むスタイル。使わない時はしまっておく。浴室内の鏡って水垢とかついてお掃除が大変ですよね。

窓もなしにしました。前に住んでいた賃貸の家では、窓があって、このお掃除が手間。そんなに使うことはないのに…と不満でした。なしにして本当に正解!ストレスフリーです。換気も気になるところかと思いますが、換気扇だけで問題なしです。お風呂からの眺めを楽しみたいという方は窓をつけてもいいかもしれません。
トイレの設備
- 窓
- 手洗い場
- ふた自動開閉機能
トイレもお掃除を簡単に!を優先しました。窓も手洗い場も省略です。トイレを出てすぐのところに洗面台を配置して、トイレ後の手洗いはそこでできるようにしました。トイレの延床面積も省略できたので、減額に。
もう一つトイレでつけなかった機能はふた自動開閉機能。これもなくても問題ないかな、と。確かに便利な機能ですが、なくても困らない。ここでも標準仕様からのグレードダウンで減額になりました。

残念ながら、トイレの窓に関しては、減らしても減額の対象にはなりませんでした。
お部屋・収納の設備
- 床暖房システム
- クローゼットの扉
床暖房は、マンションに住んでいた時についていて、使うとたしかにじんわり暖かく、心地いい感じでした。でも、ほとんど使わなかった。今回も、付けても我が家はあまり使わないかな、と。そして、無垢材の床は、冬も冷んやりすることがほとんどない。これから新築で建てる家であれば、断熱性能も備わっているかと思うので、極端に寒い地域でなければ、床暖房はなくても良いと思います。
クローゼットの扉もなしに。これも掃除を楽にするのと、通気性を確保したかったから。クローゼットにしまい込んでしまうと、通気が悪くなり、カビなども心配。なので、すべての部屋のクローゼットの扉はなしにしました。とりあえず押し込んで扉を閉めて隠してしまう、というのができないのは残念ですが、かえって片付けようと思えるのでいいかもしれません。また、収納ケースなども扉がないことで少しサイズがはみ出ても大丈夫、というメリットもあります。
外回りの設備
- 自転車置き場
自転車置き場はどうするか悩んだところ。最終的にはなしにしました。どこに設置するか、大きさはどうするのか、決めきれないまま打ち合わせが進んでいってしまい間に合わなかったという一面もありますが、なしにして正解だったかな、と。実際に生活しながら、どこに自転車をおくのが便利か、どのくらいのスペースが必要か検討したのち、後付けできる自転車置き場を設置しました。外構でしっかりしたものを設置するよりも安価で設置できました。強風や台風の時はやや不安に感じることもありますが、今の所問題なく使えています。今後、自転車がいらなくなった時には簡単に撤去できるのもメリットかなと思います。
自分たちの理想の暮らしを想像しよう!
我が家が省いて正解だった設備について紹介しました。お掃除が楽になったり、コストカットにつながったり… ただ、これも我が家の場合。それぞれの生活スタイル、好みによって必要なもの、いらないもの、譲れないものがあると思います。自分たちの理想の暮らしを想像してみてください。その中で、いらない設備は上手に省いて、予算内で理想の家を建てられるといいですよね。
注文住宅の計画中は決めることも多く、挫折しそうになることも多いですが、楽しい生活のイメージを描きながら、家づくりをぜひ楽しんでください。我が家の体験談が、お役に立てると嬉しいです。

家づくりは大変だったけど、いい思い出♪
後悔しないように、かんばろう!
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