「平屋って本当に住みやすいの?」 「建ててから後悔しない?」
そんな不安を感じていませんか?
我が家は5年前、千葉の外房エリアに移住しました。
はじめは賃貸の家で生活していましたが、移住4年目で、同じエリアに土地を購入し、平屋の注文住宅を建てました。そして、平屋の注文住宅に住み始めて1年半が経ちました。

結論から言うと、 平屋を選んで後悔はしていません。
でも正直に言うと、「これは事前にもっと考えておけばよかったかも」と感じたことはあります。
今回は、実際に住んで感じた平屋のデメリットと、その対策をまとめました。
これから平屋を検討している方の参考になれば嬉しいです。
平屋のデメリット1 生活音とプライバシーは大丈夫?間取りの注意点
平屋で後悔する人の多くは、住んでから「音」と「家族との距離感」に戸惑うケースがあるようです。我が家も、住んでみて実感しました。
家事の動線がスムーズで家族との距離が近いことがメリットの平屋ですが、それくらい常に距離が近いということ。誰かが何かしていれば、その音は聞こえてきます。静かに過ごしたいなぁ…という時に少し不便を感じることはあります。
- テレビの音
- ドライヤー
- 子どもの声
- トイレの音
我が家はリビングからすぐに子ども部屋に行ける構造になっています。すぐに声をかけられて便利ですが、だんだん大きくなってきた子どもたちがプライバシーを守るのに不満を感じる時期がくるのでは?と思うことがあります。 寝る時以外、ほとんどの時間をリビングで過ごしており、あまり自分の部屋で過ごすというスタイルにはなっていないので、まだ特に何も感じていないようです。
寝室はリビングからひとつスペースを挟んでいる構造なので、リビングで何かしていてもそれほど気になりません。
- 寝室やトイレはリビング直結にしない
- 廊下や収納をワンクッション挟む
- 音配慮が必要な部屋は配置を慎重に考える
平屋は家族の距離が近いからこそ、間取りの工夫がとても重要です。
静かに過ごしたい部屋、リビングにあまり干渉されたくない部屋、トイレなど、音への配慮が必要な部屋はリビングに直結しない間取りにすることがおすすめです。とはいえ、広さや予算、構造などさまざまな要素を盛り込まなければならないので、自分たちの求める生活の優先順位を決めつつ、建築士さんに希望を伝えていきましょう。
事前に生活を具体的にイメージしておけば、音やプライバシーの問題で後悔する可能性はぐっと減らせると感じています。
平屋のデメリット2 災害が怖い?垂直避難ができない不安と対策
平屋で後悔するかも…と不安に感じる理由のひとつが、災害時に2階へ避難できないことです。
近年の豪雨や台風被害を見ると、不安になりますよね。
大規模な豪雨や浸水の被害が大きくなり、外に出ることが困難になった場合に、2階以上の場所に移動する垂直避難が安全と言われています。
これが平屋だとできません。だからこそ、土地選びがとても重要。
ただ垂直避難も、建物の倒壊などのリスクが見られないことを条件とされていることですが… 身の安全のためにはスムーズな避難が大切です。

我が家も災害のリスクを考え、土地選びの際にはハザードマップを確認しました
国土交通省ウェブサイト 「ハザードマップポータルサイト」
- ハザードマップで浸水リスクを確認
- 避難所の場所を把握
- 防災グッズの準備
- 早めの避難を心がける
平屋は垂直避難ができない分、土地選びと防災意識がより大切になります。
ハザードマップの確認や備えをしっかり行えば、必要以上に不安になることはないと感じています。
なかなか万全に準備するのは難しいですが、災害時に困らないよう、避難所の場所や災害情報の確認、防災グッズの準備は日頃からしておきたいところです。
平屋のデメリット3 日当たりと防犯は大丈夫?土地選びの注意点
平屋で後悔しやすいポイントとして意外と多いのが、日当たりや外からの視線の問題です。
平屋は高さがないため、周囲の建物の影響を受けやすいです。
隣に高い建物が建てば、日当たりが一気に変わる可能性も…
我が家のリビングがある南側は畑で、今後も何か建物が建つ予定はないような土地です。周りに大きな建物がない土地を、というのは意識して土地探しをしました。
土地探しをしている中で、2階建の住宅は建てないように、と決めて区画販売しているようなところもありました。そういう土地であれば、日当たりを妨げるような建物が建つリスクは低くなります。
日当たりの確保のために、土地選びの際には今後の予定も含め、周囲の建築物の状況を確認しましょう。

住んでみて気づいたのは、外からの視線…
我が家は、駐車場以外の外構のプランを決めきれず、入居後、生活をしてみて決めようと、リビング前の庭部分などは手をつけていない状態で住み始めました。
生活してみると、南側にある畑からリビングの窓がよく見えるので、畑で作業している方の視線が気になる… もちろん向こうは気にしていないとは思うのですが、ちょっと落ち着かない。
そこで、庭部分の外構をお願いする時に、目隠しのウッドフェンスをつけてもらいました。周囲からの視線が気になるようなところはないか、確認することも必要でした。

我が家は後から対応できる部分でしたが、後からでは対応が難しいところも多いかと思います。事前にプライバシーや防犯の視点でも周囲の環境を見てみましょう。
土地は「今」だけでなく「これからどうなるか」まで見ることが大切です。
- 将来の建築予定を確認する
- 周囲の建物の高さをチェック
- 視線対策は外構でカバー(フェンス・植栽など)
日当たりや視線の問題は、住んでみて初めて気づくこともあります。
だからこそ、土地選びの段階で周囲の環境をよく確認し、必要なら外構で調整すれば後悔は防げると感じました。
平屋のデメリット4 コストが高い?建築費用で後悔しない工夫
平屋で後悔する人の声としてよく聞くのが、「思ったよりコストがかかった」という点です。
2階建の住宅と比べて、コストがかかる、というのはよく聞くフレーズです。
・広い土地が必要
・基礎や屋根の面積が広くなる
結果、2階建てより割高になるケースもあります。
コストに関しては、土地の安いエリアを選択することや間取りを工夫して建坪を最小限に抑えることなどで解決できることも多いです。
我が家は、子ども部屋などを小さくしたり、お風呂は必要最低限の広さにするなどしました。
どうしても平屋に住みたい、という希望があったため、コストカットできるところを探しながら、予算内にすることを考えました。
- 子ども部屋はコンパクトに
- お風呂は必要最低限
- 優先順位を明確にする
注文住宅で打ち合わせを進めていくと、素敵なオプションや設備が本当にたくさんあります。どれも採用したくなってしまいます。全て採用できるなら、それが一番ですが、全部採用はできません。
平屋は工夫次第でコストバランスを整えることができます。夫婦で「絶対に譲れないこと」「妥協できること」を事前に話し合って共有しておけば、「思ったより高かった…」という後悔は避けやすいと思います。
平屋で後悔しないために デメリットを知って対策しよう
平屋にはデメリットもありますが、事前に知って対策すれば防げるものがほとんどです。

間取りや土地選びで対応すれば大丈夫!
- 生活を具体的にイメージし、静かに過ごしたい部屋は少し離す
- 廊下や収納を挟み、家族のプライバシーを守る
- 優先順位を決めて不要な設備はカットする
- 日当たりを妨げる建物や将来の建築予定を確認
- 災害リスクをハザードマップで確認
- 視線が気になる場所はないか事前にチェック
困ることを知っておくことが、後悔しない一番の近道です。
それでも平屋を選んでよかった理由
正直に言えば、困ることはあります。
でもそれ以上に、
・家事動線のラクさ
・家族の距離感
・将来も安心なワンフロア生活
この魅力の方が、我が家には大きいと感じています。
平屋は「間取りと土地選びを丁寧にすれば、後悔は防げる」と実感しています。
平屋のメリットについては、こちらで詳しくまとめています。
▶ 実際に住んで感じた平屋のメリットはこちら
メリットもデメリットも知った上で、納得のいく平屋づくりができますように。




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