グラフテクトは「デザイン性が高く、コスパ抜群」のシステムキッチンとして人気です。でも、実際にオプションをどうするかで迷う方も多いはず。毎日使うキッチン、後悔したくないですよね。
我が家もキッチン選びの段階で、「このオプションは本当に必要?」と何度も悩みました。最終的には、必要最低限のオプションだけに絞ることで、費用を抑えながらも快適に使えるキッチンを手に入れることができました。
この記事では、我が家が迷ったオプションや選んだ理由、付けなくても十分満足できたポイントを体験談としてまとめています。
- グラフテクトのキッチンの標準仕様と選べるオプションが知りたい
- どのオプションをつければいいか迷っている
- 費用はできるだけ抑えたい
- オプション選びのコツが知りたい

オプションはどれも魅力的… でも、費用も気になるところですよね
我が家が採用したオプションは、食洗機のグレードアップと、カップボードのサイズアップだけ。
グラフテクトのキッチンは、標準の仕様でも十分機能が備わっているので、満足しています♪
この記事は、オプションをたくさん付けるべきか迷っている方や標準仕様でも満足できるのか知りたい方の参考になる内容です。
グラフテクトのキッチンって?
グラフテクトは、キッチンハウスのセカンドラインとして誕生し、コストパフォーマンスに優れたキッチンを提供しています。
グラフテクトキッチンの基本価格は175万円(税込192.5万円)です。この価格には、キッチン本体、カップボード、取付費が含まれており、非常にリーズナブルです。
グラフテクトキッチンの最大の魅力は、デザイン性と機能性の両立です。シンプルなラインと洗練されたカラーリングが特徴で、どんなインテリアにも調和します。
さらに、オプションで、食洗機のグレードアップやその他の機器の組み合わせ、カスタマイズの選択肢も豊富で、自分好みのキッチンを実現できます。
我が家のグラフテクトのキッチン

- レイアウト ペニンシュラ W2750
- カラー ノッティナチュラル
- 把手 サテン
- カップボード フルセパレート W2450 追加料金
- 食洗機 BOSCH製 余熱乾燥方式 W450 追加料金
- 加熱機器 日立製 3口IHスタンダードモデル
- 水栓 KVK製 混合水栓スタンダードモデル クロム
- シンク下 オープンスペース
- ダイニングサイド 張り出しカウンター
- レンジフード スタンダードモデル 横壁付け用
追加料金になるものは、カップボードと食洗機だけです。他は標準のものを選びました。
- カップボード サイズアップ W1850 → 2450 ¥100,000
- 食洗機 BOSCH製 余熱乾燥方式 W450 ¥190,000
IHヒーターの横の壁は汚れが気になる…。でも、マグネットがつけられるものが良かったのと、希望するサイズがなく、グラフテクトのキッチンパネルではなく、自分たちで探したパネルをつけました。サンワカンパニーのもので、¥29,900でした。
キッチン本体関連のオプション
キッチンのレイアウトは、追加なしで11種類から選ぶことができます。


また、ワークトップやベースの色、キッチン・カップボードのハンドルも基本の中で選ぶことができます。

色の組み合わせなどで、かなり印象が変わるので、選ぶのも楽しい♪


カップボード
カップボードは、標準でフルセパレート、ハーフトール、フルトールの中から選ぶことができます。



W1850のサイズが標準で、ここから、サイズを大きくすると追加料金、サイズを小さくすると減額になります。
またカップボードなしや吊り戸棚なしも減額の対象になります。

我が家はフルセパレートのW2450にしました!
- ダイニング収納をつけない、シンク下をオープンスペースにすることにした
- →カップボードのサイズをW2450にして収納力をアップしたかった
- IHヒーター側セット(W2750) 冷蔵庫スペース 間取りとのバランス
- →W2450と冷蔵庫との組み合わせが、ペニンシュラ W2750との相性が良かった
ダイニングサイド
I型、L型のキッチン以外のレイアウトで、選ぶことができ、ダイニング収納にすると追加料金がかかります。



最後まで迷いましたが、我が家は張り出しカウンターにしました。
カウンター前にテーブルを配置するつもりだったので収納棚の開け閉めがしづらいのでは? というのもダイニング収納にしなかった理由の一つです。
大人数が集まり、テーブルが足りない時に、スツールを置いて、ちょっとしたカウンターのように…なんて使い方は張り出しカウンターにしたおかげでできたことです。
見た目、使い勝手共に、満足です♪
調理関連のオプション
加熱機器
ガスコンロ、IHクッキングヒーター、ともに標準とオプションが選択できます。
ガス、IHどちらも3口のものです。追加料金がかかるモデルは、操作ボタンや全体のデザインがおしゃれなものになっています。そして大きな違いは、グリルの機能が充実していること。
ショールームに行って、デザインを見ると、グレードアップしたくなっちゃいましたが、グリルをあまり使わない我が家は、IHヒーターの標準モデルにしました。



ショールームで見たら、グレードアップのものがすごく良く見えてたけど…
生活してみたら、標準のものでも十分満足!!
コンセント
我が家が購入した時にはできなかったオプション…。グラフテクトでは取り扱いがないので、つけると保証はつかない、となっていたのです。
要望が多く、できるようになったオプションなのでしょう。今から購入する方が羨ましい!

これは、つけたかった〜
キッチンに腰壁をつけてコンセントをつける、など色々と方法を検討しましたが、せっかくのグラフテクトのデザインを台無しにしてしまうのは… と腰壁は却下。保証対象外なのも心配… ということで我が家のキッチンのシンク側にはコンセントはありません。

選べていたら、絶対つけてました!
ブレンダーを使ってドレッシング作りをする、ホイップを作る、などの時、やはりシンク側にコンセントが欲しいなぁ、と感じます。
ガラススクリーン
これも迷ったオプション。リビングへの油はねなどが心配で汚れ防止のためにつけたいなぁ… と検討しましたが、ないほうがスッキリしている!と、見た目を優先してつけませんでした。

暮らしてみて、なくても問題なし、というのが感想です。揚げ物などの時には、レンジガードを使用してリビングまで汚れが飛び散ることはありません。、ワークトップも汚れたらサッと拭けば大丈夫です。

水まわりのオプション
シンク
シンクも3通りから選べます。



我が家は標準のステップレスシンク。
プレミアムステンレスシンクの、バイブレーション仕上げのお掃除のしやすさはどうなのか分からないですが、標準のステップレスシンクも問題なく使えています。
食洗機
グラフテクトのキッチンでは、リンナイ・パナソニック・ボッシュの中から食洗機を選ぶことができます。
- リンナイ製 スタンダードモデル [W450] スライドオープン
- パナソニック製 深型モデル [W450]スライドオープン
- パナソニック製 大容量モデル [W600]フルオープン
- ボッシュ製 大容量モデル 余熱乾燥方式[W450]フルオープン
- ボッシュ製 大容量モデル ゼオライト乾燥方式[W450]フルオープン
- ボッシュ製 大容量モデル ゼオライト乾燥方式[W600]フルオープン

我が家が選んだのは、ボッシュの余熱乾燥式の幅45cmのもの。とても快適に使っています♪
幅60cmのものも人気があるようです。大家族の方などには60cmもいいかもしれませんが、4人家族であれば、幅45cmでも十分な容量です。
水栓
水栓も、いろいろ選択することができます。
混合水栓、浄水器一体型水栓、それぞれにタッチレス水栓が選べます。また、クロムかマットブラックか色を選択することもできるようなっています。



浄水器はあまり使わないし、カートリッジ交換などのメンテナンスの手間を省きたい、という我が家は混合水栓を選びました。
タッチレスモデルにするかどうか… あったら便利なのかなぁ…と思い検討しましたが、なくて困るものではない!と予算も考慮して、タッチレスモデルにはしませんでした。
このオプションについては、今もつけておいても良かったのかなぁ… とたまに思います。
たしかになくても大丈夫! でもあったら便利そう… 予算に余裕があればつけたいかも… というのが1年半経過して、振り返ってみた正直な感想です。
グラフテクトのキッチンの口コミでよくある、水はねの対策についてももしかしたら、効果ある?と感じることもあります。出している水を止める時、レバーに濡れた手で触れるので、水が垂れる… これでシンク周りが水浸しになることも… タッチレスならそこは防げるのかなぁ…
その他のオプション
収納アクセサリー
引き出しに合わせて、ナイフブロックセットやボックスセット、仕切りなどがオプションで購入できます。
我が家は何もつけませんでした。はじめから、収納するものを把握できていなかったし、またキッチンアイテムもいくかなぁ… と考えたからです。
これは正解でした。日々、生活していく中で試行錯誤しながら少しずつ整えていってます。便利な収納アイテムは、100均やネットでもたくさんありますし、はじめに揃えなくても大丈夫!少し ずつ揃えていく楽しみもあります♪
我が家の収納はまだまだ完成には程遠く、整っていない引き出しもたくさんですが…
ダストボックス
カップボードの仕様によって、ダストボックス収納スペースのあるものもあります。そこに合わせて追加するのもいいでしょう。

我が家はシンク下をオープンスペースにして、ゴミ箱はグラフテクトのオプションではなく、別で準備しました。シンク下をオープンスペースにして良かった♪
オプション選びのポイント
後から変更できないものは慎重に!
食洗機、加熱機器、水栓など、後から変更できないものは、慎重に検討しましょう!
キッチンは毎日使うもの。後悔ないようにしたいですよね。
後から追加できるもの、替えがきくものは節約!
オプションにの中には、後からでも購入できるものもあります。また、ネットなどで同じようなものが安価で手に入ることも…
家づくりの最中は決めることも多く、大変ですが、住み始めたら、少しずつ揃えていく楽しみもできます。あとから追加できるものは、一度保留にして、家づくりが落ち着いて住みながら整えていくのもおすすめです。本当に必要なもの、お得に揃えられるものを探しましょう!
実物を見てみよう ただし冷静に!
実物を見て、気づくことがたくさんあります。カタログなどで見たイメージが、実際に見てみると、あれ?違うかもと思ったり、いらないと感じていたものが魅力的に感じたりすることもあります。

ぜひ、ショールームに行ってみてください!
ただ、とても素敵にディスプレイされているので、あれもこれも欲しくなってしまいがち…
冷静に判断できるよう、あらかじめ予算や優先順位などを決めておくと、安心です。
生活をイメージしよう!
どんな生活をしたいのか、イメージしながらオプション選びを進めていくと、必要なもの、省けるものなどの判断もしやすいです。
我が家も、グリルはあまり使わないし、それほどグレードの高いものじゃなくてもいいかな、と標準のものにする決断ができました。逆に、グリルの性能は譲れない!こだわりたい!という方はオプションで性能の高い加熱機器を選ぶのがいいでしょう。
どんなふうにキッチンを使いたいか、理想のキッチンはどんなものか、家族で話し合ってみてください。
まとめ
グラフテクトの魅力は、標準仕様の段階でデザイン性・機能性がしっかりしているところ。だからこそ、全部オプションで豪華にしなくても十分満足できます。
生活をイメージして、「これだけは!」という部分に絞ってオプションを追加すれば、コストも抑えつつ長く快適に使えます。

我が家は、大型の食洗機とカップボードのサイズアップを優先しました
大切な家づくり。コストも抑えつつ、満足のいくキッチンを目指しましょう!
この記事がお役に立てば嬉しいです♪
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