キッチンの間取りを考えるときに「ペニンシュラ型にするかアイランド型にするか」で迷う方は多いのではないでしょうか。家づくりで「どんなキッチンにするか」は大きなポイントですよね。
「料理しながら子どもと会話を楽しむ」「夫婦で並んで調理する」「友人を招いて一緒に食卓を囲む」――そんな理想の暮らしを叶えてくれるのが、グラフテクトのペニンシュラ型キッチンと回遊動線の組み合わせです。
デザイン性だけでなく、家事をスムーズにする“回遊動線”がつくれるのでおすすめ♪
キッチンをスムーズに移動できるため、料理や片づけが効率化され、家族が自然と集まる空間になります。

キッチンをぐるっと回れるから、お手伝いもしやすいよ!
本記事では、実際に我が家が導入して感じたメリット・デメリットや、間取りの工夫を詳しく紹介します!
- 家づくりを計画中の方
- 家事がしやすいキッチンの間取りを知りたい方
- グラフテクトのキッチンが気になっている方
- ペニンシュラキッチンについて詳しく知りたい方

我が家がグラフテクトで叶えた、回遊できるペニンシュラキッチンを紹介します♪
キッチンのレイアウト
グラフテクトで選べるキッチンレイアウト
グラフテクトの魅力のひとつは、選べるレイアウトの多さ。アイランド型・ペニンシュラ型・セパレート型など、11種類のレイアウトから選べます。

ペニンシュラキッチンって?
ペニンシュラキッチンとは、キッチンの左右どちらか一方が壁に接している対面式のキッチンです。突き出した外観が、「ペニンシュラ(peninsula)=半島」に見えるのでペニンシュラキッチンと呼ばれるようになりました。
同じ対面式キッチンであるアイランドキッチンは、四方が壁に接していない独立した島のように設置されていスタイルです。
グラフテクトのペニンシュラはシンプルで洗練されたデザインが特徴で、LDK全体をすっきり見せてくれます。


我が家がキッチンに望んだこと
料理をしながらリビングの様子が見えること
黙々と、料理をするのはちょっと寂しい。家族がリビングで過ごしている様子を見ながら、時には会話をしたり…というのが、我が家の理想! と家づくりの方向性を夫と話しました。
「黙々と作業するよりも、家族と会話を楽しみながら料理したい」というのが我が家の理想でした。

家族と会話しながら料理ができると楽しいな♪
夫婦で一緒に料理ができること
夫はお料理好き。一緒にキッチンに立つ機会も多く、並んで作業をすることも… なので、2人で並んで料理をするのに最適なスペースや動線が欲しい!

2人でも、料理しやすいキッチンが理想!
以前住んでいた家のキッチンは、袖壁付けペニンシュラでした。キッチンの出入り口は一つなので、2人で作業をする際に、出入りがしづらく、ストレスを感じていました。
注文住宅で家を建てるなら、使いやすいキッチンにしたい!というのは夫婦の共通の希望でした。
友人が来た時にも使いやすいキッチン間取り
我が家は夫婦ともにお酒好き♪ 友人を招いておうち飲みをする機会も多く、リビングから冷蔵庫までの動線も重要でした。
誰かがキッチンで作業をしていても、冷蔵庫に飲み物や食べ物をスムーズに取りに行けるのが理想!
私たちの理想を叶えてくれるのは… 回遊できる対面式キッチン
私たちの希望を整理してみると、回遊できるキッチンが理想だねという結論になりました。
アイランドキッチンも考えましたが、調理時の油はねなどの汚れなども気になるし…と片方が壁に接しているペニンシュラキッチンにすることにしました。
我が家の回遊できるペニンシュラキッチン 間取りの工夫
キッチンの左右どちらからも出入りできる動線
キッチンの出入り口が一つだった時の、不満を解消すべく、ペニンシュラキッチンではあるけれど、壁の横を通路にすることで、回遊できるキッチンにしました。


2人でも使いやすい通路の幅 95cm
キッチンの間取りを考える上で、一番大切にしたのは、2人同時に、キッチンに立っても作業しやすいこと。そのために、シンクやコンロなどのキッチンと、カップボードとの間の通路の幅はとても悩みました。
あまり広くしすぎると、リビングが狭くなるし、通路が狭いと、誰かが作業している時に通りにくい…
実際に、自分たちで、キッチンで作業している後ろを通るシュミレーションをしてみて、どれくらいの通路幅が必要か検討しました。


そして、最終的に通路幅は約95cmにしました。
ペニンシュラキッチンの壁の有効活用
対面式のキッチンにはキッチンの前に、壁や棚がない状態。布巾などをかけておく場所がない…
そこで、ペニンシュラキッチンに接する壁をマグネットがつく仕様のパネルを採用し、布巾ハンガーなど必要なものをつけることにしました。他にはキッチンタイマーなどをつけて活用しています。
このキッチンパネルは、サッと拭けば簡単に汚れが落ちる素材になっているので採用して正解でした。


壁の部分は、棚としても活用して収納力アップ
グラフテクトのキッチンではオプションでダイニング収納がつけられます。キッチンカウンター側に棚をつけられるタイプ。でも、スッキリ見せたかったので、そこは標準の張り出しカウンターにしました。


リビングダイニング側の収納が、足りなくなるかなと思い、ペニンシュラ用の壁を棚を兼ねたものにしました。 オープン棚にしたので、リビングから見えないよう、棚は通路に向けました。



実際に使って1年半 回遊できるペニンシュラキッチンの使い心地
実際に使って感じたメリット
- 家族とのコミュニケーションがとりやすく、開放的
- キッチン内での渋滞が防げる
- キッチンでの作業効率アップ、時短になる
- 複数人同時での作業や来客対応がしやすい
- 冷蔵庫へのアクセスがスムーズ
- コンロ横の油はねなどが防げる
- キッチン横の通路に作った棚が便利!
特に「回遊できることで渋滞が防げる」のは大きなメリット! 家族や友人と料理を楽しむ場面で大活躍しています。
家族とのコミュニケーションがとりやすく、開放的
カウンターがオープンになっている対面式のキッチンなので、リビングにいる家族ともコミュニケーションがとりやすい♪ 開放感もあるので、おすすめポイントです。

キッチン内での渋滞が防げる
誰かがキッチンで作業していても、反対側からキッチンに入ることや出ることができるため、作業している人を気にせず、自分の作業をすることができます。
キッチンでの作業効率アップ、時短になる
パントリーに行きたい時、リビングに行きたい時など、左右どちらからも、キッチンから出ることができるので、スムーズに移動することができます。

くるっと回れる回遊動線のキッチンのおかげで、移動がスムーズになり、時短にもつながります。
複数人同時での作業がしやすく、来客などの対応がしやすい
左右どちらからも出入りできる構造のおかげで複数人での作業もしやすい! 友人が遊びに来ている時も、夫婦同時の作業もスムーズになり、嬉しいポイントです♪
1人が食事を作り、1人は取り皿や飲み物を準備する…という作業が同時進行でできるので、来客の対応もスムーズできます。
冷蔵庫へのアクセスがスムーズ
通路からすぐの位置に冷蔵庫があるので、キッチンで誰かが作業していても、それを邪魔することなく、通路側から冷蔵庫のものをスムーズに取りに行くことができます。
子どもたちや、友人も、私たち夫婦が食事の準備をしている時に、自分たちで必要な飲み物などを準備したりすることができ、日々の食事や、お食事会の時には助かります。

コンロ横の油はねなどが防げる
アイランドキッチンではなく、ペニンシュラキッチンにしてコンロ横を壁にしたことで、油はねなどの汚れを防ぐことができています。

キッチン横の通路に作った棚が便利!
ただの壁にせず、棚を作ったのは正解でした! 収納が増え、スペースを有効活用できているのは嬉しい点♪ 棚の向きをリビング側ではなく通路側にしたことで、漫画が並ぶ雑多な感じも隠すことができています。

デメリット
- オープンカウンターで生活感が出やすい
- 水はねが気になる
- 臭いが広がりやすい
リビングからキッチンが丸見えなので、片づけが苦手だと散らかりがち。また、仕切りが少ないため、調理のにおいは広がりやすいです。換気扇をしっかり回すなど工夫が必要です。
オープンカウンターで生活感が出やすい
キッチンの前に壁がない対面式のキッチンは開放的で気持ちがいいですが、その分リビングから丸見え… どうしてもごちゃごちゃして見えてしまいます…
片づけが得意なタイプではないので、スッキリしたキッチンを保つのは、ちょっとハードルが高い…

できれば散らかったキッチンは隠したい…
水はねが気になる
これもキッチン前に壁がないことで気になるポイント。シンク前のワークトップの幅はある程度ありますが、壁がないので水がはねた時に、リビングの方へいってしまわないかちょっと気を遣います…
においが広がりやすい
コンロとリビングの間に仕切りはないので調理しているにおいはリビングにも広がりやすいです。リビングで過ごしている子どもたちが、いいにおいがする〜と寄ってくるのは嬉しいですが… 焼き魚などの時には、リビングにもお魚のにおいが充満してしまうので、換気扇をフル活用しています。
まとめ 〜ペニンシュラ×回遊動線で暮らしが快適に〜
おしゃれなキッチンにしたいけれど、使い勝手も大事! という方に、グラフテクトのペニンシュラ型+回遊動線はおすすめです。
回遊動線を取り入れることで家事効率や生活動線が大きく向上♪ 料理中も移動がスムーズになり、家族とのコミュニケーションもしやすくなるのが大きなメリットです。
夫婦で並んで料理をしたい方や、家族・友人との時間を楽しみたい方にぴったり♪
デザイン性と機能性を両立したキッチンを検討している方は、ぜひ間取りの段階から「ペニンシュラ×回遊動線」を取り入れてみてください。

新築やリフォームでキッチン選びに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください♪
この記事がお役に立てれば嬉しいです♪
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