この記事は、 『注文住宅って、いろいろ自分で選ぶことができるのはいいけど、どんな設備を入れたらいいの?』 『実際に住んで良かったおすすめの設備が知りたい!』 という方におすすめの記事です。
我が家は5年前、千葉の外房エリアの田舎に移住しました。はじめは賃貸で生活していましたが、移住4年目で、賃貸の家の近くに土地を購入し、平屋の注文住宅を建てました。生活して1年半ほどが経ち、実際に使ってこれは他の人にもぜひおすすめしたい!と感じる設備を紹介します。

いろいろ悩んで建てた平屋の注文住宅
みなさんにもぜひ、取り入れてもらいたい!
おすすめの設備を紹介します♪
おすすめしたい設備
- 居心地が良くなる設備 (こだわりの窓 自然素材)
- 暮らしが便利になる設備 (洗面台 食洗機 スマートキー)
おすすめ設備① リビングの大きい窓とFIX窓
家づくりをお願いした建築設計事務所さんが、大きな窓や開放感のあるリビングを売りにしているところだったので、自然とリビングには大きな窓を採用することになりました。大きな窓は開放感があって本当に気持ちがいいです。
リビングの南側全面を掃き出し窓にする案もありましたが、家具を置いたりするのには不便かな… と迷う中で思いついたのが、壁面の中央あたりから天井近くまでのFIX窓。これが本当におすすめ。ちょうど家の前が建物のない土地なので、カーテンを開けていると、空がよく見えて気持ちいいです。FIX窓は窓枠のみなので、見た目の印象もすっきりです。

大きな窓は断熱での面で、やや心配も… 賃貸で暮らしていた家は、夏にとても暑く、冬にとても寒い家でした。自分たちで建てる家では、同じ思いはしたくない!我が家が採用したのはYKKのAPW330というシリーズ。断熱性に優れている窓で、結露も気になりません。開放感と断熱性、両方を叶えることができました。
モデルハウスや完成見学会などで、大きな窓を実際に開け閉めした時に思ったのが、大きな窓は重い… 我が家の子どもたちは、なかなかうまく開けられませんでした。リビングからウッドデッキに出て、BBQをしたい、と考えていた我が家には大問題。スムーズな開け閉めのため、大きな窓はサポートハンドルが付いたものにしました。本当はすっきりしたデザインにしたかったので、ハンドルが付くことに抵抗がありましたが、住んでみればそれ程気になることはありません。開け閉めで困ることを考えると、ハンドル付きにして良かったと思います。
- 樹脂フレーム + Low-E複層ガラス
- フレームの熱さや冷たさを感じない 結露も気にならない
- サポートハンドル
- 大きな窓でも開閉スムーズ
おすすめ設備② 自然素材
我が家の床は、クルミ材です。標準使用の床材(杉、パイン、オーク、クルミ)の中から選びました。実材に完成したクルミ材の家を見て、決めました。優しい色味が気に入りました。やや柔らかめで、衝撃を吸収しやすいと言われているクルミ材。たしかに、歩き心地が快適で、素足で過ごしたりしています。
歩き心地と合わせてアピールしたいのが、木の香りです。ふとした時に、ふわっと香りを感じる瞬間があります。遊びに来た友人にも、木の香りがいいね、と褒められることもあります。
もうひとつおすすめしたい自然素材は漆喰の壁です。漆喰は、湿度の高い時には湿気を吸収し、湿度の低い時には湿気を放出する「調湿機能」を持っていると言われています。海が近く、湿気の気になるエリアに住んでいますが、たしかに湿気で不快感を感じることはありません。少し湿度が高いかな、と感じる日はエアコンの除湿を少し運転させるとすぐにまた快適な環境に戻ります。

快適な自然素材
でも、困ったこともあります…
ただ、やはり自然素材は、傷や凹み、汚れなどは気になるところです。床は、固いものを落としたりした際には凹みができてしまいます。漆喰の壁は、ぶつかってしまったりすると削れてしまうこともあります。住み始めて1年半くらいですが、すでに床は何箇所か傷ができてしまいました… 壁も息子がふざけている時にぶつかり、凹みができ、修理してもらいました…

木の質感や香りを楽しみたい!
湿度を気にせず、快適な空間で過ごしたい!
という方におすすめです
おすすめ設備③ BOSCHの食洗機
我が家の食洗機はBOSCH(余熱乾燥方式W450)です。グラフテクトのキッチンで、選べる食洗機は、リンナイ、パナソニック、BOSCHでした。容量、乾燥方式、フルオープンか…など迷いました。
ショールームに行き、実物を見て、フルオープンが食器を入れやすくていいなと感じました。以前、スライドオープンの食洗機を使っていましたが、今のものと比べると入れるのが難しかったです。
友人を招いて食事をすることも多い我が家。ある程度容量はあったほうがいいけど、あまり大きすぎると、食洗機を使うタイミングが難しい?など色々考えた結果、『8人分の食器+鍋』と記載のあった庫内容量121リットルのものにしました。

乾燥方式は、予算の関係もあり、余熱乾燥方式を選びました。
- 余熱乾燥方式
- すすぎ時の熱を利用して乾燥を促す
- ゼオライト乾燥方式
- 湿気を吸着すると熱を発生する鉱物(ゼオライト)によって、洗浄時は庫内温度を高め、乾燥時は湿気を吸着させることで食器の乾燥を促す
余熱乾燥では乾きにくいプラスチック製品や、食器が少ない場合でも、ゼオライト乾燥ならしっかり乾燥させられるそうです。
実際に使っている感想としては、『余熱乾燥で充分!』 たしかに、プラスチックのものは乾燥しきれていないこともありますが、ふきん片手に食洗機の中の食器を片付けをすれば、乾燥できなかったところもさっと拭けるので問題なしです。

食洗機は、容量もあり、フルオープンのものがおすすめ
食器を洗う、という家事のハードルが下がって、たくさん食器を使っても、苦にならないです
1回の食事では、食洗機がいっぱいにならないこともあり、次の食事の後にまとめて洗う…ということも。次の食事の時に使う食器がない、ということがないよう、よく使うお茶碗などは余分に持っています。
おすすめ設備④ 掃除しやすい洗面台
洗面台などの、溝などに汚れがたまるのがストレス… でもこまめなお掃除は得意じゃない。できればお掃除はrカウに済ませたい。そんな我が家が選んだ洗面ボールは、アイカ工業のスタイリッシュカウンターのシームアンダーデザインです。そして、洗面台下の部分は造作でオープン棚にする方も多いようですが、我が家は少し片付かなくても隠せるように、引き出しタイプのものを組み合わせました。アイカ工業のスマートサニタリーという商品から選びました。どちらも、素材など多くの中から選ぶことができました。

シームアンダーデザインは、段差や溝がなく、本当にお掃除が楽です。コーリアンというメタクリル樹脂系人工大理石でできていて、汚れにくく、お手入れも、さっと柔らかいスポンジなどでこするだけで済みます。しっかり掃除したいという時は、ウタマロクリーナーを使って、あっという間に白さが戻る、といった感じです。
おすすめ設備⑤ スマートコントロールキー
玄関のドアは、YKKのスマートコントロールキーを採用しました。
- リモコンキーでできること
- 持っていれば、ドアハンドルのボタンを押すだけで施開錠
- 離れた場所からでも、ボタン操作で施開錠
- タグキーでできること
- ドアハンドルにかざして施開錠
- どちらも、非常時のためにシリンダー錠が付属
リモコンキーは、車のリモコンキーと同じような感じです。標準でリモコンキーが2個、タグキーが3個付いていました。
不正開錠を防止する置き忘れ防止機能・スリープ機能が付いているようですが、防犯上、ドアから3m以内のところにはリモコンキーを保管しないでください、との注意書きがあります。我が家は、ドア近くに鍵を置く習慣がなかったので困りませんでしたが、そのことでスマートコントロールキーを躊躇する方もいるそうです。
荷物を持っている時にバッグから取り出して鍵を開ける、という作業がないだけで、外出時や帰宅時の動きがスムーズ。早くドアを開けたいのに鍵が見つからない!というストレスがありません。オプションで課金してでも採用してほしい機能です。
まとめ
使って見て実感! 平屋の注文住宅でおすすめしたい設備
・リビングの開放感と快適さを実現 断熱性も兼ね備えた大きい窓とFIX窓
・心地よさを求めた 無垢材の床と漆喰の壁
・家事が楽になる 大容量の食洗機
・掃除を楽に きれいを保つ洗面台
・家の出入りをスムーズにする スマートキー
便利な設備がいろいろあって、どれもこれも欲しい!と思ってしまいますが、建築費用がどんどん上がっていってしまう… 我が家もあきらめた機能や設備もたくさんありました。

今回、建築費用が上がっても、取り入れて良かったと感じる設備を紹介しました
お家づくりの参考になれば嬉しいです♪
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