平屋で後悔? 平屋暮らしで困ること 〜注意したいポイントと解決策を紹介〜

平屋の家づくり

平屋は憧れるけど、住みごごちってどうなんだろう? 家を建ててから後悔するのは嫌だし…

平屋に住んで後悔してない? 実際の感想を聞いてみたい… 

そんな方に、我が家の実体験をお伝えします。

yuka
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平屋を選んで、後悔したと思ったことはありません

でも、困ることももちろんあります!

  • 生活音が気になる
  • 災害の心配
  • 周囲の環境によっては日当たりや防犯で心配
  • 建築費用が高くなる


我が家は5年前、千葉の外房エリアの田舎に移住しました。

はじめは賃貸の家で生活していましたが、移住4年目で、同じエリアに土地を購入し、平屋の注文住宅を建てました。

引越しして今の家で生活して1年半ほどが経ち、住んでみて感じた平屋の困ったことを紹介します。平屋を検討している方の参考になれば嬉しいです。

考えてはいたけれど、住んでみて実感しました。家事の動線がスムーズで家族との距離が近いことがメリットの平屋ですが、それくらい常に距離が近いということ。誰かが何かしていれば、その音は聞こえてきます。静かに過ごしたいなぁ…という時に少し不便を感じることはあります。

また、我が家はリビングからすぐに子ども部屋に行ける構造になっています。すぐに声をかけられて便利ですが、だんだん大きくなってきた子どもたちがプライバシーを守るのに不満を感じる時期がくるのでは?と思うことがあります。 寝る時以外、ほとんどの時間をリビングで過ごしており、あまり自分の部屋で過ごすというスタイルにはなっていないので、まだ特に何も感じていないようです。

寝室はリビングからひとつスペースを挟んでいる構造なので、リビングで何かしていてもそれほど気になりません。

静かに過ごしたい部屋、リビングにあまり干渉されたくない部屋、トイレなど、音への配慮が必要な部屋はリビングに直結しない間取りにすることがおすすめです。とはいえ、広さや予算、構造などさまざまな要素を盛り込まなければならないので、自分たちの求める生活の優先順位を決めつつ、建築士さんに希望を伝えていきましょう。

近年、大雨が降るようなことも多く、水害も怖いですよね。大規模な豪雨や浸水の被害が大きくなり、外に出ることが困難になった場合に、2階以上の場所に移動する垂直避難が安全と言われています。これが平屋だとできません。ただ垂直避難も、建物の倒壊などのリスクが見られないことを条件とされていることですが… 身の安全のためにはスムーズな避難が大切です。

yuka
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災害のリスクを考え、土地選びの際には、ハザードマップを確認しよう

こちらを参考にしてみてください。 

国土交通省ウェブサイト 「ハザードマップポータルサイト」

平屋で垂直避難ができない分、より防災の意識を持つことが必要だと思います。なかなか万全に準備するのは難しいですが、災害時に困らないよう、避難所の場所や災害情報を確認や、防災グッズの準備は日頃からしていかないといけませんね。

平屋はもちろん1階部分しかないので、隣に高い建物が建っていれば、すべての部屋の日当たりが悪くなってしまいます。我が家のリビングがある南側は畑で、今後も何か建物が建つ予定はないような土地です。周りに大きな建物がないような土地をというのは意識したところです。2階建の住宅は建てないように、と決めて区画販売しているようなところもありました。そういう土地だと、日当たりを妨げるような建物が建つリスクは低くなりますよね。日当たりの確保のために、土地選びの際には今後の予定も含め、周囲の建築物の状況を確認しましょう。

yuka
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住んでみたら、外からの視線が気になる…

我が家は、駐車場以外の外構のプランを決めきれず、入居後、生活をしてみて決めようと、リビング前の庭部分などは手をつけていない状態で住み始めました。生活してみると、南側にある畑からリビングの窓がよく見えるので、畑で作業している方の視線が気になる… もちろん向こうは気にしていないとは思うのですが、ちょっと落ち着かない。そこで、庭部分の外構をお願いする時に、目隠しのウッドフェンスをつけてもらいました。周囲からの視線が気になるようなところはないか、確認することも必要でした。我が家は後から対応できる部分でしたが、後からでは対応が難しいところも多いかと思います。事前にプライバシーや防犯の視点でも周囲の環境を見てみましょう。

2階建の住宅と比べて、コストがかかる、というのはよく聞くフレーズです。調べてみると、その要因として、こんなことがあげられています。

・広い土地が必要なため土地代が高くつく

・基礎や屋根の面積が広くなるため費用がかかる

コストに関しては、土地の安いエリアを選択することや間取りを工夫して建坪を最小限に抑えることなどで解決できることも多いです。

我が家は、子ども部屋などを小さくしたり、お風呂は必要最低限の広さにするなどしました。どうしても平屋に住みたい、という希望があったため、コストカットできるところを探しながら、予算内にすることを考えました。注文住宅で打ち合わせを進めていくと、素敵なオプションや設備が本当にたくさんあります。どれも採用したくなってしまいます。全て採用できるなら、それが一番かもしれません。でもかけられる費用はそれぞれです。夫婦間で予算を決めておくことが大切です。

譲れないこだわりポイント、妥協できるものも事前に話し合っておきましょう。打ち合わせの時に担当の方に聞かれて、夫婦間で意見が違う…なんてことも。

我が家は、平屋を選んで良かったと思っています。平屋ならではの困ったことも多くありますが、それ以上に平屋がいい!と思えることがたくさんあります。困ったことにはうまく対応していきましょう。

yuka
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間取りや土地選びで対応すれば大丈夫!

間取り

・生活をイメージして、静かに過ごしたい部屋は少し離れた場所にするなどの音対策

・廊下を挟むなど、家族のプライバシーを守る間取り

・必要なもの、優先順位を決めて、必要ない設備はカット

土地選び

・日当たりを妨げるものはないか、周囲の建物や今後の建築予定などを確認

・災害のリスクは大丈夫か、ハザードマップを確認

・視線が気になる場所はないか確認 気になるところは外構で対応

平屋のおすすめポイントはこちら♪

平屋に住んで良かった!実際に住んで感じる平屋のおすすめポイント

ぜひ、平屋で快適な生活を♪

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